笑気麻酔と全身麻酔の違いとは?痛みが苦手な人におすすめはどっち?

医療コラム

「脱毛したいけど、痛みが怖い…」そんなあなたへ

医療脱毛は「効果が高い分、痛い」というイメージを持っている方が多いのではないでしょうか?
特にヒゲやVIOのような部位は、熱破壊式では輪ゴムで弾かれるような強い痛みが伴いますが、
蓄熱式でも耐えがたいような熱さを感じることがあります。

そんな不安を軽減するために、多くのクリニックで「麻酔」を使った施術が導入されています。
中でもよく耳にするのが、笑気麻酔全身麻酔です。

この2つ、いったい何が違って、どちらが自分に合っているのでしょうか?
麻酔科医の立場から、分かりやすく解説していきます。


笑気麻酔と全身麻酔の違いを簡単に説明すると?

◆ 笑気麻酔とは

笑気ガス(亜酸化窒素)を吸うことで、緊張や不安をやわらげる軽い麻酔です。
意識はあるものの、リラックス状態になり、痛みの感覚が鈍くなります。
歯科治療などでも使われている、比較的簡単な麻酔方法です。

◆ 全身麻酔とは

静脈麻酔や揮発性吸入ガス麻酔薬を使って完全に意識をなくす、本格的な医療麻酔です。
眠っている間に脱毛施術が行われます。適切な全身麻酔中は医学的に施術中の痛みや不快感は一切ありません。
施術中は麻酔科医が呼吸や血圧などをモニタリングし、安全を管理します。


2つの麻酔の違いを比較してみました

項目笑気麻酔全身麻酔
意識あり(ぼんやり)なし(完全に眠っている)
痛みの感じ方軽減されるが多少感じる完全に感じない
使用方法鼻マスクで吸入静脈から麻酔薬を投与
管理体制看護師または医師麻酔科専門医が常駐
対応範囲軽い痛み・不安強い痛み・広範囲施術
施術後すぐ帰宅可能麻酔覚醒後、安静確認して帰宅
費用比較的安価高め(保険適用外)

それぞれのメリットとデメリット

笑気麻酔のメリット

  • 手軽で費用安め
  • 意識があるため不安になりにくい
  • 当日中に帰宅でき、仕事などに支障が出にくい

笑気麻酔のデメリット

  • 痛みが完全には消えない
  • 効きにくい人も一定数いる
  • 強い痛みや広範囲には不十分

全身麻酔のメリット

  • 痛み・音・においなど、すべての不快感を感じない
  • 長時間の施術でも体感として一瞬で終わる
  • 施術中の羞恥心などを感じなくて済む

全身麻酔のデメリット

  • 医師による判断と事前準備が必要
  • 費用がやや高額
  • 当日は飲食制限安静が必要

どんな人にどちらがおすすめ?

状況・タイプ向いている麻酔
軽い不安がある笑気麻酔
痛みに敏感・過去に脱毛を断念した全身麻酔
VIO・ヒゲ・全身など広範囲の毛が濃い全身麻酔
脱毛時の恥ずかしさが心配全身麻酔
脱毛範囲が小さい・痛みに強い笑気麻酔 or 麻酔なしも選択可

渋谷三丁目クリニックなら、笑気麻酔も全身麻酔も選べます

当院では、3,000件以上の笑気麻酔脱毛、500件以上の全身麻酔脱毛を行ってきました。
日本麻酔科学会認定麻酔科専門医が開設しており、痛みへの感受性や不安の強さに応じて最適な麻酔方法をご提案しています。

「少しだけ不安」という方にも、「とにかく痛いのはムリ」という方にも、安心してご相談いただける環境です。


まとめ|“我慢しない脱毛”を選ぶ時代へ

麻酔は「痛みを我慢するしかない脱毛」から、
「自分に合った快適な脱毛」へと時代を変えるツールです。

痛みに敏感な方、不安が強い方こそ、無理に耐えるのではなく、医療の力で快適に乗り越える選択肢を持ってください。

まずは無料カウンセリングで、お気軽にご相談ください。


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【監修】

竹森 健 医師(麻酔科専門医)
渋谷三丁目クリニック 院長
日本麻酔科学会認定 麻酔科専門医
10,000件以上の麻酔経験をもとに、痛みに弱い患者にも安心な医療脱毛を提供中。