40代・50代のED治療|シアリスを低用量で継続する

医療コラム

「ED治療薬は、性行為の前だけに飲むもの」と思っていませんか?
今回は、シアリスの有効成分であるタダラフィルを低用量で継続的に服用する考え方について、医師がメリット・副作用・注意点まで解説します。

シアリス(タダラフィル)は、作用時間が長いことが特徴のPDE5阻害薬です。
海外ではEDに対して低用量タダラフィルを1日1回服用する方法も用いられていますが、日本国内のED治療におけるシアリスの承認された用法とは異なります。

服用方法や用量については、必ず医師の診察を受けたうえで判断することが重要です。

🔹 低用量で継続する方法とは?
タダラフィルを継続的に服用する方法では、性行為のたびに服用タイミングを考える必要がなくなるため、「今日は大丈夫かな」「いつ薬を飲もう」といった心理的なプレッシャーの軽減につながる可能性があります。
また、タダラフィルには血管を拡張する作用があり、血管内皮機能などへの影響についても研究が行われています。
タダラフィル5mgは、日本でも前立腺肥大症に伴う排尿障害に対して使用されており、適応のある患者さんでは排尿症状の改善が期待できます。
一方、動脈硬化、心血管疾患、認知機能などへの影響についても研究報告がありますが、これらの病気の予防やアンチエイジングを目的として承認されている薬ではありません。
研究結果だけをもとに、自己判断で毎日服用することは避けましょう。

🔹 副作用は?
低用量であっても副作用がゼロになるわけではありません。

・顔のほてり
・頭痛
・鼻づまり
・胸やけ、消化不良
・目の充血

などが起こる場合があります。
また、硝酸薬など併用できない薬があり、持病や服用中の薬によっては使用できない場合があります。
特に40〜50代になると、EDだけでなく排尿症状や血管の健康が気になり始める方も増えてきます。
「必要なときに服用する方法」と「低用量を継続する方法」には、それぞれ特徴があります。

本動画では、タダラフィルについて正しく理解し、安全にED治療を受けるために知っておきたいポイントを医師がわかりやすく解説します。

※本動画は医療情報の提供を目的としたもので、特定の服用方法を推奨するものではありません。
治療方法・用量は患者さんの状態によって異なります。
必ず医師の診察・指示のもとで使用してください。

この記事は当院の医師が監修しています

理事長/院長:竹森 健(医師・医学博士)

理事長/院長:竹森 健(医師・医学博士)

2001年に日本医科大学を卒業後、2008年には同大学院の疼痛制御麻酔科学を修了。2010年に渋谷三丁目クリニックを開設し、現在も現役の心臓麻酔科医として心臓手術を担当しています。麻酔科専門医としての豊富な経験と、高度な医療技術を駆使した治療を提供し、患者様の安全を第一に考えた医療を提供しています。

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