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培養上清液(ばいようじょうせいえき)

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ABOUT

培養上清液(ばいようじょうせいえき)とは

培養上清液とは、細胞培養の過程で採取される上澄み液のことです。 培養上清液には、タンパク質の一種であるサイトカインや成長因子が数十から数百種類も含まれており、組織の再生を助け、多岐にわたる治療効果が期待できます。
AGA領域においても頭皮への注射を行うことで発毛効果を認めています。
また、遺伝情報(細胞成分やDNA)を含まず、投与に伴う拒絶反応や異物反応が生じにくいなどの特徴も、汎用性が高く、注目を集めている理由の一つです。

当院では日本人ドナーから得た幹細胞を日本国内の施設で培養、製造した純国産の培養上清液を使用しています。
ドナースクリーニング、培養中の細胞に対する検査、抽出後の培養上清液に対する検査もおこなっており、安全性にも徹底してこだわっています。
他施設では脂肪由来の培養上清液が主流ですが、当院では脂肪由来のみならず臍帯由来の培養上清液も使用可能です。
臍帯由来の培養上清液は育毛・発毛に影響が強いサイトカインの含有量が脂肪由来より多いため、より高い発毛効果が期待できます。

PRICE

料金・プラン

ヒト由来幹細胞を用いた培養上清液 (頭皮注入)

コース 料金
トライアル1回分 49,800円
1回分 98,000円
3回分 270,000円
6回分 500,000円

 

ヒト由来幹細胞を用いた培養上清液 (点滴投与)

コース 料金
トライアル1回分 39,800円
1回分 78,000円
3回分 210,000円
6回分 390,000円

ATTENTION

培養上清液(ばいようじょうせいえき)について

ヒト幹細胞由来培養上清液とは?

ヒトの幹細胞を培養する過程で生じる上澄み液だけを抽出したものです。
幹細胞移植に比べても遜色ない有効性が分野によっては認められています。
さらに幹細胞移植ではガン化や血栓形成のリスクなどが問題となりますが、培養上清液では深刻な副作用の報告はほとんどありません。

サイトカインとは?

サイトカインとは主に免疫系細胞から分泌されるタンパク質で、標的細胞表面に存在する特異的受容体を介して極めて微量で生理作用を示し、細胞間の情報伝達を担う生理活性物質の総称です。

各由来ごとの幹細胞が分泌するサイトカインには共通のものも多くありますが、各由来ごとに成分比率が異なります。
培養上清液に含まれる代表的なサイトカインを紹介します。

PDGF-BB 血小板由来成長因子-BB
・血管新生に働く
・廊下皮膚の再生を促進する(シワやたるみの改善など)
HGF 肝細胞増殖因子
・創傷治癒に働く
Angiopoietin 血管新生因子
・血管新生に働く
Collagen
・老化皮膚の再生を促進する(シワやたるみの改善など)
VEGF 血管内皮増殖因子
・発毛、育毛に働く
KGF ケラチノサイト増殖因子
・発毛、育毛に働く
IGF1 インスリン様成長因子1
・骨形成を促進する
・老化皮膚の再生を促進する(シワやたるみの改善など)
FGF2 線維芽細胞成長因子2
・血管新生に働く
・創傷治癒に働く
TIMP2 組織メタロプロテアーゼ阻害物質2
・認知機能の改善に働く
・老化皮膚の再生を促進する(シワやたるみの改善など)
EGF 上皮成長因子
・創傷治癒に働く
・老化皮膚の再生を促進する(シワやたるみの改善など)
PDGF-AA 血小板由来成長因子-AA
・創傷治癒に働く
IL10 インターロイキン10
・炎症反応の抑制作用がある

サイトカインオーケストラ

サイトカイン同士は複雑なネットワークを形成し、協調や拮抗など相互に作用し合うことで免疫系全体を制御しています。
つまり、サイトカインは単独ではなく一群としての総体でこそ高い効果が期待できます。
当院で使用している培養上清液は身体本来の黄金比を崩さないためにサイトカインの調整をおこなっていません。

幹細胞培養上清液は安全でしょうか?

当クリニックの幹細胞培養上清液は、日本人ドナーから得た幹細胞から作られています。ドナーは2回の血液検査をおこない感染症がないことが確認されており、培養中の細胞に対してもウイルス試験、マイコプラズマ試験をおこないます。
最終的に抽出された培養上清液に対しては無菌試験とエンドトキシン試験をおこなっており厳しい検査基準をクリアしたもののみ使用することで安全性担保しています。

培養上清液は注入と点滴のどちらいいですか?

当院では発毛治療という目的では頭皮への注入をベースにしながら、より高い効果を求める場合は点滴を追加するという方法をお勧めしております。

培養上清液治療は痛いですか?

頭皮への注入は専用の医療機器を使用します。非常に細い針であまり痛みはありませんが必要に応じて麻酔クリームなどの使用も可能です。

培養上清液の使用に副作用はありますか?

施術部の軽い出血、脹れ、熱感、痛み、かゆみなどが出る場合もありますが、ほとんどの方は数日から1週間程度で軽快します。
治療法が新しいので長期の経過はまだ不明な点もありますが、大きな副作用報告はほとんどありません。

培養上清液治療のデメリットはありますか?

長期的なデータがまだないという点はデメリットですが短期的には大きな副作用報告はありません。
培養上清液は感染症検査などは厳しく行われていますが、現在のレギュレーションでは使用後は献血ができなくなりますのでご注意ください。

培養上清液の効果はどのくらいで出ますか?

培養上清液治療は最初は2週間~1か月に1度おこなっていきます。ヘアサイクルが正常化されても発毛としての実感までにはタイムラグがありますので早い方で3か月程度かかります。一般的にはAGA治療は6か月で効果判定をおこなうことが推奨されています。
※実際にはこれよりも早い時期に発毛効果が出る方も多く、個人差があります。

培養上清液を使えない人はいますか?

現在、がん治療をおこなっていたりがん治療歴がある場合は治療をお断りすることがあります。また、未成年の方への治療はおこなっておりません。

培養上清液は発毛治療以外には効果がないんですか?

発毛治療だけではありません。アルツハイマー型認知症、糖尿病、劇症肝炎、心筋梗塞、関節リウマチ、アトピー性皮膚炎、脊髄損傷、創傷、火傷、皮膚の若返り、ニキビ、EDなどにも効果があるという報告があります。

他のAGA治療と併用できますか?

可能です。フィナステリド、デュタステリド、ミノキシジル内服・外用などと併用することで相乗効果が期待できます。

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