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医療脱毛は安全性の高い脱毛方法だと言えますが、それでも多少なりとも合併症は起こります。
医療レーザーがどのような症状を起こす可能性があるのかを知って、合併症の原因から対処法や予防策をとればリスクを抑えながら脱毛できます。
気になる皮膚がんとの関係や、合併症を予防するクリニックの対策についても解説します。
合併症と聞くと少し怖く感じるかもしれませんが、医療レーザーの副反応と捉えていただくといいかもしれません。
レーザーの反応によって起こる合併症には代表的な物がいくつかあり、それぞれの合併症は原因が異なります。
自分の肌に起きている異常が医療脱毛によるものか分かれば、対処法や予防法をとれるでしょう。
症状:ヒリヒリ感や赤みが続き、水ぶくれになることもあります。治る過程で色素沈着や色素が脱失して白斑になることも。
原因:アウトドアなどで日焼けをした直後の肌や地肌が黒っぽい肌に照射すると、肌のメラニン色素のレーザーが反応して火傷を起こす可能性が高くなります。
また、フラッシュ式のレーザーでは同じ箇所に重ねて照射すると熱エネルギーで火傷することもあります。
対処法:火傷に対しては熱傷処置を行います。
色素沈着は半年程度かけて自然に薄くなっていきますが、ハイドロキノンの外用治療も有効です。
色素脱失には効果的な治療はなく自然に消失するのを待ちます
予防法:日頃から日焼け止めクリームやUVカット素材の衣類を着用するなど、紫外線対策を行うことで予防できます。
また、脱毛後には肌を冷やして鎮静化するようにしましょう。
症状:レーザーで傷ついた毛穴が炎症を起こして、赤く腫れたり膿を持ったりする状態です。
痛みやかゆみはほとんどなく、見た目にはニキビに似ています。
原因:毛穴が肌の常在菌に感染して起こる炎症で、ニキビができやすい人や汗をかきやすい人、肌が脂っぽい人が発症しやすいです。
対処法:毛嚢炎はニキビと同じように対処します。
肌を清潔にしていれば自然に治りますが、痛みやかゆみのある場合には抗菌薬やステロイドの塗り薬や抗生剤の内服薬などの処方が必要な場合があります。
予防法:日頃から肌を清潔にしておくことが基本ですが、保湿で皮脂の分泌を抑えることも大切です。
とくに脱毛施術の前後はスキンケアを丁寧に行い、肌のバリア機能を高めておくようにしましょう。
症状:毛穴にポツポツと赤みが出ますが、痒みも伴います。
時間を追うごとに症状が悪化したり範囲が広がったりします。
原因:人によって光やレーザーやジェルなど原因はさまざですが、熱によってダメージを受けた皮膚に炎症反応が起こります。
対処法:アレルギー反応に対しては、ステロイドの塗り薬で炎症反応を抑える治療になります。
予防法:アレルギー反応に対しては、施術の前に抗アレルギー剤を内服して症状がでないようにして施術するクリニックもあります。
症状:脱毛施術を続けていくと、産毛が濃く太くなっていきます。
数本だけ硬毛化する場合もあれば、全体的に硬毛化する場合など個人差があります。
原因:硬毛化のメカニズムはまだ解明されていませんが、二の腕や背中、うなじ、フェイスラインなど産毛の多い部位に起こりやすくなっています。
約5~10%の頻度で発症しているとの報告がありますが、硬毛化の程度は実際にレーザーを当ててみないと分かりません。
対処法:硬毛化に対しては適切な対処法はまだなく、同じレーザーを照射しても脱毛できるわけではありません。
YAGレーザーや針脱毛など違うアプローチで脱毛する。
予防法:毛の薄い部位には照射しないという選択があります。
「レーザー脱毛で癌になるのではないか」と世間ではささやかれているようですが、医療脱毛に用いられるレーザーは放射線や紫外線とは全く異なる性質をもちます。
医療脱毛レーザーは、DNAを間接的に傷つけるフリーラジカル(活性酸素)の発生や直接傷つける波長を取り除いた光線です。
皮膚がんを誘発することはまず考えにくいでしょう。
むしろ、癌に移行する可能性のある光老化した角化細胞を取り除く治療に利用されています。
火傷を起こした後の発がんリスクについても、皮膚がんの発生率を上げる事実は確認されていません。
ただし、すでに照射前にメラノーマがあった場合には悪化させてしまう可能性はあります。
照射する前に医師のスキンチェックで発見できれば、治療を優先しましょう。
脱毛を受けていただくにあたって、どんなに配慮しても合併症を100%防ぐことはできませんが、医療脱毛を行っているクリニックでは医師の診察や丁寧なカウンセリングを行いながら高品質な施術に努めています。
【目標とする医療脱毛】
・合併症のリスクを抑える
・効率的な脱毛
・快適な施術
渋谷三丁目クリニックでは肌の状態や毛質などを実際に医師が診て、皮膚やレーザーに関する知識やこれまでの経験から一人ひとりに適したレーザーの種類や出力の調整などを決定します。
カウンセリングでは日頃の生活スタイルなどを伺うことで、合併症のハイリスクを見抜くこともできます。
アフターフォローも無料でいたしますので、安心しておまかせください。