脱毛後のスキンケアで肌トラブル回避!避けたい行動も合わせてチェック

医療コラム

スキンケアは男の身だしなみ。

ところが、脱毛に通っているとレーザーで肌の調子が悪くなってしまう方がいます。

せっかくメンズ脱毛に通っているのであれば、ムダ毛をなくすだけではなく肌も整えたいですよね。

医療脱毛レーザーが肌に与えるダメージやスキンケアのコツについて知り、脱毛した後の肌トラブルを予防して素肌の質を上げましょう。

脱毛レーザーによる肌へのダメージ

脱毛レーザーは毛の根元にある毛母細胞や毛包のメラニンに反応して高い熱を生じさせます。

熱エネルギーはピンポイントで発生するとはいえ、周囲の細胞に伝わってしまうため照射した部位は全体的に軽い火傷のような状態です。

照射されるレーザーの出力は強ければ強いほど、肌が受けるダメージも大きくなります。

炎症が弱いところでは熱によって肌表面の水分が蒸発して乾燥が進み、炎症が強いところではニキビのようなブツブツや火傷で茶色い跡が残るなどさまざまなトラブルが起こる可能性があるのです。

脱毛後に正しいスキンケアをすれば、肌が受けたダメージを早期に鎮静化でき、ダメージを抑えて早い回復につながります。

脱毛後にスキンケアしないとどうなる?

脱毛レーザーを照射したあと、大した症状がないからと放置してしまう方がいますが、肌へのダメージはレーザーを照射するたびに蓄積されていきます。

乾燥や肌荒れ

肌の表面はレーザーによる熱ダメージで、バリア機能がうまく働かない状態です。

バリアに隙間ができると、肌の内側にある水分が逃げ出してとても乾燥しやすい肌になります。

さらに、外からの刺激物も簡単にバリアをくぐって体の内側へと侵入できるようになり、肌荒れや毛包炎をおこしやすくなります。

今まで何ともなかったことでも敏感に反応するようになり、肌の調子が悪くなったと感じるように……。

うまく脱毛できない

肌が乾燥した状態が続いたり、ちょっとした刺激にも敏感に反応してしまったりすると、肌の回復を待つために脱毛施術を延期することがあります。

つまり予定通りに施術が進められなくなります。

肌へのダメージを減らして出力を落とすことはできますが、脱毛に必要な熱が与えられません。

無理に照射しても効果がイマイチであれば、結局予定よりも施術回数が多くなります。

素肌が整う照射後のスキンケアのコツ

正しいスキンケアは肌を刺激から守ってバリアを整えてくれます。

とくに脱毛の後にはどのようなスキンケアを行うと良いのでしょうか。

施術後はタオルで冷やす

広い範囲を照射すると、軽い炎症でも赤みやほてり、ヒリヒリした刺激感を感じやすくなります。

何もしなくても2~3日で落ち着きますが、水で濡らしたタオルでやさしく冷やすと早くおさまります。

「タオルだとすぐに温まってしまうから」と氷やアイスノンを直接当てる方がいますが、肌の冷やしすぎは逆効果になります。

肌との間にタオルを挟むなど冷えすぎない工夫をしましょう。

保湿はたっぷり

保湿剤を塗るときに、量が少ないと十分な保湿効果が期待できないばかりでなく、塗る際に肌をこすって刺激になってしまう可能性があります。

保湿剤はいつも使っているものでかまいませんが、たっぷりと手に取り肌を摩擦しないよう手のひら全体で優しく押さえるようにします。

顔や体、照射した部位は塗り忘れのないよう丁寧に保湿しましょう。

特に施術直後とお風呂の後は出来るだけ早く保湿をすることが大切です。

肌の水分を守り、バリア機能をサポートしましょう。

お風呂は摩擦や温度に注意

特に男性は体を洗う時に注意が必要です。

ボディタオルで肌をこすると刺激になるため、泡をつくるためだけに使用して泡は肌にのせて洗いしましょう。

お風呂あがりもタオルで肌をこすらないように、軽く押し当てて水を吸水させます。

体温が上がると、気づかないような軽い炎症でも悪化して痒みや赤みになる可能性があります。

お湯の温度は低めに設定し、施術当日はシャワーだけで済ませて湯船につからないようにしましょう。

脱毛した後に避けたい3つの行動

スキンケアのコツと合わせて、脱毛施術の後に普段の生活で気をつけていただきたいことを3つ挙げています。

肌を刺激から守る行動ができると、さらに肌トラブルが起こりにくくできるでしょう。

日焼け

脱毛直後の肌に紫外線を浴びると、炎症を起こしやすいくなります。

日中の外出は避けつつ、外出の際はUV対策(SPFが30程度の日焼け止めクリームや帽子をかぶるなど)をしましょう。

ムダ毛の自己処理

脱毛施術を受けた後は、ムダ毛が気になっても自己処理をしないようにしましょう。

ただでさえ敏感な肌に毛抜きやカミソリを使うと、皮膚や毛穴に炎症を起こして腫れや痛みを引き起こしてしまいます。

飲酒やスポーツ

照射して12時間程度たっても肌には軽い炎症が続いています。

飲酒や運動で血行が良くなると、体内の温度が上がって炎症が強くなり「赤み」や「痒み」がでることがあるので注意しましょう。

蓄熱式レーザーで肌に優しい脱毛をしよう

肌トラブルが起こりやすい方や気になる方には、照射出力を抑えながらもしっかりと脱毛できる蓄熱式脱毛レーザーを選びましょう。

渋谷三丁目クリニックでは、蓄熱式脱毛機メディオスターシリーズの最新機種「メディオスターモノリス」を導入しております。

高い性能と安全性は厚生労働省にも認められていて、敏感肌でも照射できる優しいレーザーが特徴です。

もちろん当院では脱毛後のアフターケアも充実しています!

無料カウンセリングは24時間ご予約受付中。

ご相談・質問だけでもかまいませんのでお気軽にどうぞ。

監修医師 竹森 健

この記事は当院の医師が監修しています

理事長/院長:竹森 健(医師・医学博士)

理事長/院長:竹森 健(医師・医学博士)

2001年に日本医科大学を卒業後、2008年には同大学院の疼痛制御麻酔科学を修了。2010年に渋谷三丁目クリニックを開設し、現在も現役の心臓麻酔科医として心臓手術を担当しています。麻酔科専門医としての豊富な経験と、高度な医療技術を駆使した治療を提供し、患者様の安全を第一に考えた医療を提供しています。

監修医師 竹森健の著書紹介

痛みに弱い麻酔科医が提案する脱毛の新基準

痛みに弱い麻酔科医が提案する脱毛の新基準: 全身麻酔で叶える快適で安全な美肌体験

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著者は、1万件以上の麻酔経験を持つ麻酔科専門医であり、患者一人ひとりの安全を最優先にした治療を追求してきました。全身麻酔脱毛の効果、具体的な施術プロセス、安全性、さらには実際の症例まで、あらゆる視点からその魅力を伝えます。

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