全身麻酔脱毛は合理的?男性に特化した理由を解説
「ヒゲ脱毛が痛すぎて挫折した」
「VIO脱毛を受けたいけれど、痛みや恥ずかしさで踏み出せない」
そんな男性の声を、私たちは日々多く耳にしています。
そこで注目されているのが、「全身麻酔で行う医療脱毛」という新しい選択肢です。
これは、全身麻酔薬で寝ている間に全身脱毛を終えることができる方法です。
全身麻酔中は定義上、痛みを感じなくなるため、痛みに敏感な男性にとって画期的なアプローチといえます。
本記事では、麻酔科専門医の立場から、なぜ全身麻酔脱毛が男性にとって合理的な選択肢となるのかを、医学的根拠に基づいてわかりやすく解説します。
※なお、痛みに敏感な女性が全身麻酔脱毛を選ばれるケースも多くあります。
本記事は男性に特化した視点で解説しますが、女性にも該当するポイントが多々ありますので、ぜひ参考にしてください。
男性が脱毛で感じやすい“痛みの壁”
医療脱毛では、レーザーが毛根に含まれるメラニンに反応し、熱エネルギーを与えることで脱毛効果を得ます。
特にヒゲやVIOのように毛が太く濃い部位では、レーザーの熱反応が強くなり、
そのぶん痛みが非常に強くなる傾向があります。
たとえば以下のような悩みを持つ男性が少なくありません。
また、仕事や家庭のストレスを抱える中で、
「毎回痛みに耐える時間」を確保するのが心理的に大きな負担になるという声も多く聞かれます。
全身麻酔脱毛なら、痛みも羞恥心も“ゼロ”
全身麻酔脱毛では、静脈から麻酔薬(プロポフォールなど)を投与して意識を完全に消失させた状態で脱毛を行います。
この方法では、以下のようなメリットがあります
つまり、「痛い」「つらい」「恥ずかしい」といった脱毛につきもののストレスがまるごと消えるのが、全身麻酔脱毛の最大の魅力です。
なぜ男性に“全身麻酔脱毛”が向いているのか?
ヒゲやVIOのような痛みが強く、施術に抵抗感を持ちやすい部位が多い男性にとって、全身麻酔脱毛は理にかなった選択肢です。
以下の表に、通常の医療脱毛との違いをまとめました。
項目 | 通常の医療脱毛 | 全身麻酔脱毛 |
痛み | 強い/我慢が必要 | ※定義上ない |
恥ずかしさ | VIOなどで抵抗感あり | 意識がないため感じない |
出力設定 | 痛みに応じて下げる場合あり | 最大照射も可能 |
精神的負担 | 高い | ほぼゼロ |
脱毛完了までの回数 | 多くなりがち | 少ない回数で済むことも |
つまり、“痛みがネックで結果にたどり着けない”という問題を根本的に解決できる手段が、全身麻酔脱毛なのです。
※医療広告ガイドラインにおいて「痛みがない」「無痛」などという表現がwebサイト表記で禁止されているため、このような表記になっています。
米国麻酔科学会(American Society of Anesthesiologists)は、全身麻酔を「薬剤による意識消失状態であり、痛み刺激によっても覚醒しない状態」と定義しています。
したがって、臨床的には意識下での痛みの知覚(主観的なpain perception)は生じません。
渋谷三丁目クリニックでの実際の傾向
当院では、全身麻酔脱毛を導入してから、ヒゲ・VIOの痛みに悩んできた多くの男性患者さまに選ばれるようになりました。
中でも目立つのが、以下のようなケースです
また、痛みに敏感な女性の患者さまも来院することがあり、「眠っている間に脱毛したい」「美容医療の痛みが苦手」というニーズから全身麻酔脱毛を選ばれています。
全身麻酔脱毛は、「男性専用」ではなく、「痛みの不安を解消したいすべての方」に適した選択肢なのです。
全身麻酔脱毛が向いている方とは?
以下のような方には、全身麻酔脱毛が非常にフィットします
まとめ|「痛いから脱毛はムリ」と思っていた方こそ、全身麻酔脱毛を
男性の脱毛が当たり前になりつつある今、脱毛そのものの技術も大きく進化しています。
「我慢して脱毛する」時代から
「痛みもストレスも感じずに脱毛できる」時代へ。
全身麻酔脱毛は、単なるぜいたくではなく、医学的根拠に基づいた“合理的で快適な医療です。
あなたも、「痛みを理由に脱毛を諦める」時代に、終止符を打ってみませんか?
この記事は当院の医師が監修しています。
気になる症状やご相談があれば、お気軽にご相談ください。
竹森 健 医師(麻酔科専門医)
渋谷三丁目クリニック 院長
日本麻酔科学会認定 麻酔科専門医
1万件を超える麻酔管理経験をもとに、安全で快適な医療脱毛を提供しています。